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ダリル・アンカ『BASHAR バシャール』人生で起きることに偶然はない?ソウルメイトという概念を考える

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「ソウルメイト」というワードは、スピリチュアル界隈ではわりによく聞く言葉なのではないかと思います。

実際のところソウルメイトという概念はどのようなものなのでしょうか。

 

私自身は、スピリチュアル系の考え方や概念に対しては肯定派でも否定派でもありません。
そういう考え方もあるんだな~程度の中立派です。
ただ、信じる人がひとりでもいるなら幽霊も妖怪も存在し得る、とは思っています。


しかしそう考えると、自分がソウルメイトという概念を信じるかぎり、ソウルメイトは紛れもなく存在すると言えるのではないだろうか…?


というわけで、今回は「ソウルメイト」について思うことをまとめてみました。

 

 

 

 

ソウルメイトの定義とは?

ソウルメイトは、ソウル(soul)とメイト(mate)を組み合わせた言葉。

前世からの関わりがあり、今世での自分の使命を教えてくれる相手であると言われています。

ソウルメイトは一人ではなく複数名で、異性と同性の両方が存在するそう。


あくまで同じ目的を持った「仲間」「同志」であるため、ほとんどの場合 恋人や夫婦などのいわゆる恋愛関係にはならないということです。


しかし、これだけではなかなかピンとこないんですよね…


もっと明確な定義はないのでしょうか。

 

定義① 家族や親友など精神的に近くにいる人がソウルメイトである

まずは、家族や親友などとにかく「親しい」人がソウルメイトである、という考え方です。


おそらくですが、それほどスピリチュアルに詳しくない人にとってはこういう認識のほうが強いんじゃないかと思います。
「ソウルメイト」というワード自体は応援ソング系の歌の歌詞とかでもわりと出てきますしね。


この定義では、ソウルメイトとは自分に対してプラスの影響を及ぼしてくれる人ばかりであるということになります。

 

定義② 人生の中で関わりを持った人はすべてソウルメイトである

また「人生の中で自分に関わりがある人」全般がソウルメイトである、という考え方もあります。


この定義では、自分に良い影響を与えてくれる人だけでなく、悪い影響を及ぼす人、嫌いな人、憎い人もすべてが自分にとってソウルメイトであるということになります。

 

 

多かれ少なかれ自分に影響を与える人はすべてソウルメイトでは?

ソウルメイトが存在するという前提で語るなら、上述した2つの定義のうち、個人的には2つ目のほうが正しいんじゃないかなと思っています。


スピリチュアル的には、人の魂というものはひとりひとり孤立しているものじゃなく、何かしらの形で他の人と融合していると考えられています。
ソウルメイトとは、同じ魂の延長にいる人のことである、ということだそう。


魂なんてワードが出てくるといよいようさんくさいと感じる人も多そうですが、簡単に言えば、自分の人生の中で現れる人というのは全て偶然ではなくて、必ず何かしらの意味を持って現れるのだということなんですね。



ソウルメイトとは自分がその都度見る必要のあるものを、見る必要のあるときに見せてくれる存在なので、結局のところ自分に良い影響ばかりを与えてくれる存在であるとは限りません。


たとえば嫌な上司とか、あるいは毒親とか、そういう存在もソウルメイトであり得るということになります。

 

生きていると、何で今こんなタイミングでこんな人と出会ってしまったんだろう?と思うような出会いもありますね。
いい意味でも、悪い意味でも。


そういう出会いもすべてあらかじめ定められたもので、最終的には自分にとってプラスになるんじゃないかと考えたら、なんとなく生きやすくなる気がします。

 

ちょっとした出会いのひとつひとつが実は大きな目で見ると全部つながっているとしたら、なんか面白い。

ぐちゃぐちゃになった毛糸の塊を全部ほどいたら、実はたった1本の長い糸だった…みたいなイメージでしょうか?

 

 

▼『BASHAR

「愛の反対語は、憎しみではなく罪悪感である」
「過去世も来世もない。あるのは「現在」だけである」

めちゃくちゃおすすめ。人生をより客観視するのに役立ちます。

 

 

 

itono-tono.hatenablog.com

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それでは、今日はこのへんで。