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【岡田結実主演ドラマ『最果てから、徒歩5分』主題歌】Charaの新曲『A・O・U』がなんか素敵だという話。

Charaさんの新曲をようやっと聴けて、うわ~やっぱ良いなぁと震えています。
Charaといえば『やさしい気持ち』『タイムマシーン』『あいのうた』あたりが鉄板だろうと思っていたのだけど、違うのね。


いや、もちろん昔の歌もめちゃくちゃ良いのですが、新曲も負けず劣らずという感じで静かな勢いみたいなものがあって、全然昔の良さが失われていない感じがします。

あの自然なハスキーボイスとウィスパーボイスが綺麗に共存している魅力に加えて、この曲は歌詞が本当に好きです。

 

小さい女の子が独り言言ってるみたいな言葉の羅列なのに、ものすごく物語性があるのが素敵で、なぜか翻訳物の掌編を読んだあとみたいな気持ちにさせられるのが不思議で、とにかく引き込まれる。



というわけで、今回はCharaの新曲『A・O・U』の魅力を自分なりに語りたいと思います。

 

 

Chara新曲『A・O・U』について

新曲『A・O・U』は、11月1日にリリースされるCharaのNEWシングル「A・O・U」の表題曲であり、岡田結実さん主演の土曜ドラマ『最果てから、徒歩5分』主題歌としても起用されています。

「A・O・U」とは、All Of You を意味しているそう。

私はドラマのほうは見ていないので、ドラマのストーリーに沿った歌詞なのかどうかはよくわかりませんが…



なんでもこの曲は、「永久凍土の中に眠っていた約3万年前の植物の花が咲いたというニュースにヒントを得て制作した」と、Charaさんご自身が語っています。

 

 

永久凍土の中に眠っていた約3万年前の植物の花が咲いた

私、このニュースについても事前に知っていて、結構興味を持って調べていた時期があったんですよね。

もともと古代植物などにめちゃくちゃ興味があり、一時期はフリー画像サイトなどでそれっぽい画像を集めまくっていました。

 

特に花が好きというわけでもないんですけど、古代植物となるとなんだかすごく趣を感じるので、写真を見るだけでもわぁ~と幸せな気持ちになれる気がします。

 

たとえばこれは、古代蓮


古代蓮というのは、長年地中の深いところに眠っていた蓮の実が何かのきっかけで偶然出土し、そのまま自然発芽し花を咲かせた…という蓮のことです。
名前に古代とついているだけでなんかしみじみ見入ってしまうのは私だけでしょうか?笑

もちろん普通に咲いた蓮も綺麗だと思いますが、古代植物はもととなった小さな実の中にすでに歴史があり、長年の潜伏期間(?)があり、それがようやく地上に出て日の目を見た…というところがやはり素敵だなあと。

 

『A・O・U』歌詞の一部にも「花が蘇る」という強烈なワードがあり、繰り返し聴いていたら古代植物への愛が蘇ってしまいました。やっぱり歴史あるものって良いね。

 

▼いつか機会があれば行ってみたい、「古代蓮の里」。

www.ikiiki-zaidan.or.jp

 

ちなみに蓮の花言葉は、「救ってください」。
※他にも色々ありますが。


蓮の花といえば仏教関連の絵には必ずと言っていいほど登場しますし、極楽浄土の象徴みたいなところもある。

仏教の輪廻転生の考え方は、キリスト教の「信じれば救われる」という教えとはある種対極のところにあるのに、「救済」を意味する花である蓮が常にそこに存在するのは、何らかの意味があるのでしょうか。

 

と、なぜか曲の感想というより蓮の話になってしまいましたが、『A・O・U』本当に素敵な曲なのでね。

可愛らしさに加えてちょっと神秘的な雰囲気があり、癒し効果もバツグンなので、しばらくはこれを浴びるように聴いて過ごそうと思います。

 

 



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それでは、今日はこのへんで。