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「聴いたら死ぬ」は本当?自殺ソング『暗い日曜日』を考える 周波数の問題?

こういう都市伝説的な話が好きで好きで仕方ありません…

暗い日曜日」、皆さんは聴いたことありますでしょうか。
聴いたら死ぬとか言われてますが… 実際 どうなんでしょうね?


今回は、この曲にまつわる不可解なあれこれについてまとめてみました。

 

 

 

 

 

暗い日曜日』とはどんな曲?

暗い日曜日」という曲を作ったのは、ハンガリーのピアニスト兼 作曲家であるシェレシェ・レジェーという方です。

 

彼がこの曲を作ったのは、失意のどん底にいたときだったそう。
歌詞の内容は、簡単にまとめると「とある暗い日曜日に、ある女性が喪った恋人を思いながら嘆き悲しみ、最後には自ら命を絶つ」というもの。(く、暗い…!)

 

歌詞はとにかく暗いし、メロディーもひたすら重苦しい雰囲気で、これはまあ鬱ソングと呼ばれるのも納得だなという感じなのですが…


でも、ただ「暗い」だけの歌なら、他にもたくさんありますよね。
しかしながらこの『暗い日曜日』はその中でも群を抜いていて、なんでもハンガリーやイギリスなど一部の地域では、もはや「放送禁止」とされてしまったのだとか。


この曲が鬱ソングならぬ「自殺ソング」とまで呼ばれるようになってしまった理由は、以下のようなものです。

 

暗い日曜日』を聴くと死ぬ、と言われるようになったのはなぜか?

暗い日曜日』を聴くと死ぬ、というのは単なる言い伝え、都市伝説というわけではありません。
なぜなら実際に、この曲を聴いて亡くなった人が複数人存在するからです。



・酒場で地元アーティストが『暗い日曜日』を演奏したところ、男性2人がその場で拳銃自殺を図った

・80代の老人が『暗い日曜日』をかけながら飛びおり自殺を図った

・10代の少女が『暗い日曜日』のレコードを胸に抱いて入水自殺を図った

(1930年代~ハンガリーにて)



上記はほんの一例です。

その後も『暗い日曜日』が国を超えて普及するにつれて、この曲に関連する自殺者の数はニューヨークやベルリン、ローマなど世界各地で増え続けました。



個人的考察① 当時の世界情勢 

もちろん科学的には、音楽が人を殺すなどありえないことです。
しかし実際に死者が多く出ている以上、『暗い日曜日』が多くの人の精神に何らかの影響を与えていることには間違いないでしょう。

 

ただ… 当時は「放送禁止」にまでなったとはいえ、この曲は現在、Youtubeに普通にアップされています。
つまりその気になればいつでも誰でも気軽に聴ける状態ですし、現に再生数もそれなりに多いわけで。


ですが現在、『暗い日曜日』を聴いて誰かが亡くなった、などという話は全く聞いたことがありません。


現に私自身も、怖いもの知らずだった10代のころに、Youtubeにアップされているものを面白半分で聞いてみたことが何度もありますが… (笑)
もちろん、それで死ぬようなことはありませんでした。

 

でも、この曲を聴いて「なんか不気味な歌だな~」と感じるのもまあ事実なんですよね…


そこでひとつ考えられるのは、この曲にまつわる自殺者が多発した当時の世界情勢のことです。
当時は世界大戦中で、生活そのものに対して大きな不安を抱えている人がそもそも多かったわけで。



そんな中「精神を不安定にするような不気味な曲」が市場に出回ったことで、もともと精神が過敏な人、今で言う繊細さん(HSP)たちに深刻な悪影響を与えてしまった、ということも考えられるのではないでしょうか…

 

 

そもそも都市伝説とは多くの場合、その当時の世の中の様子とか流れなどを強く反映するものです。

たとえば「魔女狩り」が起こった時代は、当然ながら現在に比べて科学が発達していなかったため、「悪魔」だの「魔術」だのを本気で信じて怖がっている人が大勢いたわけですしね。

 

知は力、無知は悲劇」というソクラテスの言葉は、やはり真実なのかもしれません。

 

 

 

個人的考察② 悪魔の周波数440Hz 「周波数が良くない」曲

そもそも音楽とは、複数の「音」の積み重ねから生まれるものですよね。


音には波の性質があり、音のひとつひとつには「周波数」というものがあります。

このうち聴く人の精神にストレスを与えたり、あるいは攻撃的な感情を抱かせたりするような悪い周波数、いわゆる「悪魔の周波数」とよばれているものがあるのです。
これはだいたい「440Hz」くらい。


私はまともな音楽の知識がないもので詳しいことは分かりませんが、もしかしたらこの『暗い日曜日』の周波数もそれに近いものなんじゃないだろうか…とちょっと思ったり。


さらにさらに、恐ろしいことにこの周波数は、別に曲そのものの素晴らしさとか良し悪しというようなものとはあまり関係がないのだということです。。


「イイ曲だな~」となんとなく聴いていた音楽から、実は知らず知らずのうちに悪影響を被っている…というようなケースも、案外めずらしくないのかもしれませんね。

 

 

 

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それでは、今日はこのへんで。